スーちゃん、最近元気なかったけど…何かあったの?
うん…。実はこの前、友達のハルちゃん(仮)から相談を受けたんです。育休から復帰して、派遣社員として新しい職場に入ったばかりで、毎日ヘトヘトみたいで。
あぁ…復職と新しい環境、ダブルで大変だよね。
電話対応が苦手で、毎日メモに追われてて…「自分、ほんと使えない」って。しかも、子どもの発熱で呼び出されるたびに「またですか?」って言われるらしくて。私、何て声をかけたらいいか分からなくて…でも、そのときふっと思い出したんです。にしださんに前に教えてもらった“リフレーミング”。
あぁ、写真立てと間違えてたやつね(笑)
そうそう、「枠を変える」っていうアレ!それで、思い切って言ってみたんです。「不器用に見えるかもしれないけど、それって、ちゃんと丁寧にやろうとしてるからじゃない?」って。「育児と両立しながら働いてるって、本当はすごいことなんだよ」って。
うんうん、それはまさにリフレーミングだね。ハルちゃん、どんな反応してたの?
ちょっと驚いた顔して、「そんなふうに言ってもらえたの初めてかも…」って。それから、ぽろぽろ涙こぼしちゃって…。
きっと、誰かに“認められる言葉”を待ってたんだろうね。リフレーミングは、その人がすでに持っている価値を言語化する力でもあるんだ。
あ…なるほど。だから、言われて気づけたんですね。自分では全然見えてなかったって言ってました。
人は、自分に厳しい“フィルター”で見てしまうことが多いからね。他人の優しさや見方に触れると、ふっと違う視点が開けることがある。
にしださんも、そういう場面いっぱい見てきたんですか?
うん。経営者の方と面談していると、「自分は経営者に向いてないのかもしれない」と悩まれていることがあるんだけど、その裏には、誰にも弱音を吐けずに責任を背負ってきた頑張りがあることが多いんだよね。それを言葉にして伝えると、表情が少し和らいで、視線が変わることもあるよ。
わあ…そういう支え方、素敵ですね。私、もっとリフレーミング使いこなしたいなぁ!
スーちゃんは、もう立派に使ってるよ。写真立てから始まって、今では友達を笑顔にできてるじゃない(笑)それに、スーちゃんが丁寧に言葉を選んで伝えたこと、それは思いやりと信頼の証だよ。普段はおっちょこちょいだけど、相手の心に寄り添えるその感性は、誰にでもあるものじゃない。
えへへ…そんなふうに言ってもらえると、なんか自信が湧いてきました!そういえば…にしださんの作った歌の歌詞を思い出しました。「ちょっとだけ 見方を変えたら 世界が少し やさしく見えた」って。
あの歌ね。まさに今日の話にぴったりだね。リフレーミングって、心の天気を変える力があると思って、がんばってる人への応援ソングとして作ったんだよ。自分の努力に気づけなくなっている人たちに、少しでも寄り添えたらと思ってね。
私、あの歌聴いてから、なんだか“自分のままでいい”って思えるようになったんです。音楽でも言葉でも、人の心ってこんなに動くんだなぁって…感動しました。
リフレーミングって、ただの“考え方のコツ”じゃなくて、自分や誰かの頑張りをちゃんと見つけて、伝えるためのあったかい魔法なんだなぁって思いました。にしださんの応援ソングみたいに、私も誰かの心にそっと灯りをともせる存在になりたいです。今日も、心の枠をちょっとずつ変えていこうっと!
新しい職場、育児との両立、そして「自分には価値がないのでは…」と感じてしまう瞬間。それはあなたの頑張りの裏返しであり、実は“意味を変える視点”で大きく変わる可能性を秘めています。
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